VOLUME
02
「PURPLE THINGS」デザイナー
菊乃
東京生まれ。19歳の時サンフランシスコへ留学し、さらにロンドンのアートスクールを経て帰国。デザインオフィスで働きながら、『ナイロンジャパン』のオフィシャルブロガーとして活躍する傍ら、2015年には自身のブランド「PURPLE THINGS」を立ち上げる。現在、ウェブサイト『GLITTY』でコラムも連載中。
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02
「PURPLE THINGS」デザイナー
菊乃
東京生まれ。19歳の時サンフランシスコへ留学し、さらにロンドンのアートスクールを経て帰国。デザインオフィスで働きながら、『ナイロンジャパン』のオフィシャルブロガーとして活躍する傍ら、2015年には自身のブランド「PURPLE THINGS」を立ち上げる。現在、ウェブサイト『GLITTY』でコラムも連載中。
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VOLUME
02
「PURPLE THINGS」
デザイナー
菊乃
PROFILE
東京生まれ。19歳の時サンフランシスコへ留学し、さらにロンドンのアートスクールを経て帰国。デザインオフィスで働きながら、『ナイロンジャパン』のオフィシャルブロガーとして活躍する傍ら、2015年には自身のブランド「PURPLE THINGS」を立ち上げる。現在、ウェブサイト『GLITTY』でコラムも連載中。
CLOSE
“自然体”。デザイナー、菊乃さんを表現するならきっとこんな言葉が最適。「レディース服は苦手」と笑い、「身につけるアイテムのほとんどがTシャツ、パーカ、トレーナー」と気さくに話す姿に思わず惹きつけられる。自身を端的に表すように、手がけるブランド「PURPLE THINGS」では男性が着てカッコイイと思う洋服をデザイン。そのアイデンティティは今回の3ルックにも散りばめられている。スポーティなスウェットやボーイズライクなアウター、シックなカラーチョイスなどなど。男の子気質とリラックス感、「たくさんの刺激をもらった」というロンドンでの経験、そしてSORELの一足。それらをミックスした彼女ならではのコーディネートを拝見。
photo / Hideyuki Seta text / Ryo Kikuchi
COORDINATE
01
自分の感性に正直に。
だからこそ楽しめる
ファッションの自由
撮影協力:KEISUKE MATSUSHIMA
コーディネートの
ポイントは?
モードなボトムの緊張はGジャンで程よくいなして
「昔からレディース服はほとんど着てこなかったんです」という彼女が選んだアウターは、メンズのカルバンクラインのGジャン。永遠の定番であるデニムだけれど、ゆったりとしたサイズのため、ショルダーが自然と落ちどこかモダンな印象に見える。インナーにTシャツを添え、ボトムはモードな表情が印象的な柔らかい生地のワイドパンツを選択。トップのカジュアルな合わせが、洗練されたボトムのいいハズし役に。
ボトムとシューズの
組み合わせについて?
異なるテイストのアイテムを瞬時にまとめる黒の魔法
「英国は、トラッドも含め様々なカルチャーが混在してますよね。だからか、ロンドンの若者はミックススタイルが上手。古着からモードなアイテムまでバッチリ合わせるんです」。ロンドンのアートスクールへ通っていた頃に多くの刺激をもらったという菊乃さん。その一端は今回のルックにも。テロっとしたエレガントなボトムに、オーセンティックなサイドゴアブーツ。真逆な印象の両者を、黒でシンクロさせ難なくワンスタイルへ。
サイドゴアのタイプを
チョイスしたのはなぜ?
男らしいルックスと履きやすさにロンドンでの思い出もよみがえる!?
サイドゴアのブーツは今もずっと履いているという彼女。そのため、「ベーシックなデザインですし、ヒールも付いていて新しいですよね」とこちらを選んだ。そのきっかけもまたイギリス。「ロンドンの男友達が履いていたんですけど、シューレースもないしめっちゃ履きやすそうだなって(笑)。意外にシーズン問わず合わせられるので、当時は360日履いていました。「もう壊れるまで」と、その偏愛っぷりまで教えてくれた。
Lea Wedge
シャープなフォルムでスタイリッシュな印象の防水ショートブーツ
COORDINATE
02
洋服をデザインする時も
コーデも、心掛けるのは
シンプルイズベスト
普段のコーディネートで
気にしているところは?
トレンドよりもオシャレさよりもまずは着たいと思えるかどうか
「特にトレンドを意識することはなく、ただ着たいものを着ているだけ。なので、オシャレという言葉は私には不釣り合いですし恥ずかしくなっちゃいますね」と彼女。スウェットとスキニーデニムのみでまとめたコーデを見ればその言葉に思わず納得。しかも、着るアイテムのほとんどは黒と白がほとんどで、多彩なカラーを取り入れることはしないんだとか。そのため、ハードなブーツのイメージに合わせ全身をストイックにオール黒で統一。
トップスの
アイテム選びについて?
ワントーンスタイルに光る背後の大胆なデザイン
「秋冬はスウェットやパーカばかり。だからこのコーデは普段着に一番近いんです」という2ポーズめ。メインのスウェットは、ボーイズオブサマー×ブレックファストクラブのもの。「主張の強いデザインは苦手」と語るように、大胆かつキャッチーなプリントはフロントではなくバックに施してある。これもまた、「幼稚園の頃から変わらない」というこだわり。タイトなボトムにゆとりのあるトップスのシルエットギャップも楽しい。
このモデルを
選んだ理由は?
強そうなルックスと履きやすさ自身のスタンスにニアな一足
「どちらかといったら私はメンズ気質なので、めったにヒールも履かないんです」と選んだのは、3本のストラップをあしらったスタイリッシュなハーフブーツ。さらに理由を尋ねたら、「これ、なんだか強そうじゃないですか(笑)」とユニークなアンサーが。しかも、「8ホールブーツは持ってはいましたけどシューレースを締めるのがもどかしくて。基本、面倒くさがりなんです」と、内側のファスナーもどうやら決め手になったよう。
After Hours Bootie
インパクトのある3本ベルトがアクセントになったブーティー
COORDINATE
03
自分のスタイルを持つ
それが"かっこいい"を
生む大きなポイント
こちらのブーティに合わせた
アイテムについて?
ラクに着られるアイテムが私にはとっても嬉しい
誕生日プレゼントとして贈ってもらったレザージャケット。「一見ハードなセカンドタイプに見えますよね。でもこれ、すごく柔らかくて着やすいんです」というお気に入りの品。ボトムは、「フェスへ行った際にも活躍してくれた」という、スリット入りのフロントデザインがユニークなステューシーのスウェットパンツ。どちらもリラックスして着ることができる、自分らしさを表現したアイテムたち。
自身のワードローブに
欠かせないアイテムは?
オールシーズン欠かせない。だからこそこだわるTシャツ
「おそらく今持っているアイテムではもっとも種類がある」というTシャツ。選ぶポイントは「なるべく肉厚な生地感でアームは長めのもの。それ以外はほぼ着ません」というから、その愛着は相当のもの。「これまでずっと白Tばっかりでしたが、最近はそれ以外の色も着るようになりました」と選んだこちらは、フロントにワンポイントのプリントのみをあしらったシンプルな一枚。黒を基調としたモノトーンコーデのいい挿し色に。
この一足をチョイスした
ポイントは何?
ボーイッシュなスタイルに程よいフェミニンさを届ける
普段着ているトップスやボトムスは、昔からメンズライクなものばかり。だから、「全体のテイストに合わせる時もあれば、適度にフェミニンさを取り入れることもあります」とバランスを考えて選んでいるのがシューズだ。こちらは後者の目線で選んだブーティ。「トゥがシャープでフォルムがすごくきれい」と、レザージャケット中心のボーイズライクなコーディネートに、優しいニュアンスをプラスしていつもとは違う雰囲気へ。
After Hours Chelsea
洗練されたスリムなシルエットでファッション性の高いショートブーツ
VOLUME
27
小谷実由
haru.
VOLUME
26
HIGH(er)編集長
haru.
VOLUME
25
モデル
小谷実由
VOLUME
24
HIGH(er)編集長
haru.
VOLUME
23
モデル
小谷実由
VOLUME
22
HIGH(er)編集長
haru.
VOLUME
21
モデル
小谷実由
VOLUME
17
アーティスト/モデル
中瀬萌
VOLUME
16
ネイリスト
中川萌
VOLUME
15
スタイリスト
李靖華
VOLUME
14
アームズクロージングストアオーナー
斎須康孝
VOLUME
13
ピラティス・ヨガ
インストラクター
Megumi
VOLUME
12
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS
メンズプレス
児玉孝志
VOLUME
11
ファッションディレクター
野尻美穂
VOLUME
10
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS PR
平井美帆
VOLUME
09
女優・モデル
高橋 愛
VOLUME
08
リクレイムドワークス
ディレクター
岩西 剛
VOLUME
07
フラワーアーティスト
宇田陽子
VOLUME
06
Mountain Hardwear 原宿店スタッフ / トレイルランナー
藤澤美希
VOLUME
05
モデル/DJ
佐藤さき
VOLUME
04
タレント・モデル
YOPPY
VOLUME
03
モデル
今宿麻美
VOLUME
02
「PURPLE THINGS」
デザイナー
菊乃
VOLUME
01
フードスタイリスト
山崎由貴