VOLUME
15
スタイリスト
李靖華
10歳頃から洋服に興味を抱き、服飾系の大学へ進学。大学在学中からスタイリストアシスタントとして活動を始め、2015年に独立し現在に至る。主に、俳優やタレントのスタイリングを手掛け、最近ではメンズ、ウィメンズを問わず様々なファッションメディアで活躍。常識にとらわれない先進的なスタイリングに業界内からも熱い視線が注がれている。
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VOLUME
15
スタイリスト
李靖華
10歳頃から洋服に興味を抱き、服飾系の大学へ進学。大学在学中からスタイリストアシスタントとして活動を始め、2015年に独立し現在に至る。主に、俳優やタレントのスタイリングを手掛け、最近ではメンズ、ウィメンズを問わず様々なファッションメディアで活躍。常識にとらわれない先進的なスタイリングに業界内からも熱い視線が注がれている。
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VOLUME
15
スタイリスト
李靖華
「時間があれば古着屋へはよく足を運びます」という李靖華さん。そこで選ぶアイテムは、「ベーシックなんですけど、シルエットやディテールにちょっとした遊び心が覗くもの」だとか。中でもよく手に取るのはメンズ服。ジェンダーレスが一般的となった今を意識したチョイスかと思ったら、「単純に私、背が大きいですし、昔から水泳をやってきたので肩幅が広いんです(笑)」と、正直な理由を教えてくれた。とはいえ、シンプルなアイテムの組み合わせの中に、さりげなくトレンド感を潜ませたスタイリングには、スタイリストとしてのセンスの一端が垣間見える。それは、今回のSORELを取り入れたコーディネートからも分かってもらえるはず。
photo / Hideyuki Seta text / Ryo Kikuchi
こちらのレインブーツの
印象は?
2トーンのレインブーツから感じ取ったクラシカルな雰囲気
李靖華さんいわく「母からの影響は小さくないですし、今でもおさがりを着ることはあります」とか。昔からクラシカルなスタイルを好んでいたという母のマインドは、こちらのコーデにもさりげなく反映されている。今回は「レインブーツの配色やフォルムから、どこかクラシックな印象を受けたので」と、コーデュロイ地のワンピースをチョイスして女の子っぽくメイク。しかも、ワンピースにビッグシルエットを選んで旬も意識させている。
コーディネートの
ポイントは?
イメージは、ピアノの発表会でステージに上がる女の子
「クラシックなスタイルは私の中では特別なイメージ」と話す李さん。今回採用したのは太畝のコーデュロイ生地で仕上げられたワンピースを中心に、クリーンな白シャツを合わせた。「イメージとしては幼稚園児のピアノ発表会(笑)」と彼女。その雰囲気が、ベージュを基調とした上品なレインブーツともしっかりマッチしている。ただ、「実は、特別な時以外スカートやワンピースはそんなに着ないんですけどね(笑)」と意外な答えも。
このシューズを
選んだワケは?
雨の日スタイルに女の子らしさやおしゃれさを取り込めますね
「休日にお出かけするイメージ」でこちらをセルフプロデュース。これまで雨天時の足元といえば、編み上げのブーツやスニーカーが基本だったが、「これならインヒール仕様だし女性らしい印象に仕上がりますね」と選んだ理由を教えてくれた。「レインブーツはカジュアル過ぎる印象がありますけど、これならオシャレのマイナスになりません」とシックなバイカラーデザインも絶賛。歩行時の疲れを感じさせない抜群の安定感もポイント。
Joan Rain Wedge Tall Felt
防水・防滑機能搭載、雨の日が楽しみになるスタイリッシュレインブーツ
COORDINATE
02
個性派アイテムも
シンプルシューズなら
バランスが取れる
こちらのボトムを
選んだワケは?
シンプルシューズだからこそ私好みの大胆な一本を選べる
ミッドカットのブーツに合わせたのは八分丈のボトム。しかも、前後で異なる生地をミックスした個性的な一本である。「一見細身のデニムなんですけど、丈感を変えたり異素材をミックスさせたりと楽しい作り。大胆に遊びを聞かせたアイテムは好きな方ですね」と語る。その分今回は、大きく肩をドロップさせたアイボリーのニットやブラックのブーツと、周辺アイテムにシンプルな物を選んでいるとか。そのバランス感覚はさすが。
こちらのコーディネートの
ポイントは?
ふたつの色やシルエットを引き合わせるインナー使い
印象的なのは、トップとボトムのシルエットにメリハリをつけているところ。それをうまくワンスタイルに落とし込むカギはインナーにあるよう。「ニットのインナーには、ガウンのようなロング丈の柔らかなカーディガンを合わせました。それにより、上下の異なるシルエットバランスも自然に見せることができます。また、ニットとボトムの双方の色を拾っているので、全体をグラデーション風に着こなすこともできるんです」。
こちらを選んだ決め手を
教えてください。
万能ブラックだからトップやボトムでとことん遊べる
「シューズはブラックが多く、ソックスの延長のように全体へ馴染むものが好きですね」と、シューズ選びのポイントを話す李さん。こちらのブーツも同様の目線で選んでいる。「脱ぎ履きしやすいし、シンプルなのでどんなスタイルにも合わせやすいですね」とオールマイティさに着目。しかも、仕事にプライベートに、彼女はよく歩く。そのため「スニーカーがメインの私にとって、このグリップ力と安定感は助かる」のだとか。
Cozy Short
防水スエードレザーで雨雪の日でもお手入れが楽、タウンユースでもスタイリッシュに快適
COORDINATE
03
様々な表情を
取り入れた方が
ファッションは面白い
チェック柄のスカートを
選んだ理由は?
周囲の予想を良い意味で裏切る独自の感性が生きたコーデ
「これ実は、ワイドパンツなんです。なんだかハカマみたいですよね(笑)」と意表をついたアイテム選びを披露してくれた3ルックめのコーディネート。「シューズはアウトドアのような雰囲気がありますよね。それをまんま合わせてしまうと“今から山へ行くか”みたいなノリになってしまうので」とチェック柄のカジュアルなアイテムを選んだ。トラッドな趣を意識しながら、シルエットでトレンド感もプラスする配慮も彼女のなせる技。
ワイドシルエットの服は
よく着ますか?
気の利いたコンプレックスを長所に変えた配慮に富むアイテム選び
「メンズでもウィメンズ服でもたっぷりとしたシルエットの洋服はよく着ます」という彼女。このジェーンスミスのアウターもかなりのオーバーサイズ。それを、ワイドパンツと合わせモードな雰囲気に仕上げている。そんなビッグ&ワイドな選びはトレンド意識? と、思いきや、「身長が高いのでウィメンズサイズでは自分に合うものがなかなか見つからなくてメンズをよく着ます」とか。とはいえ、アームポケットやポケット裏の赤い生地を女性らしくコーデに生かすあたりはお見事。
こちらのモデルの
第一印象を教えてください?
女性的で楽しいデザインと機能性が見事に調和しています
「最初に見た時、なんだか雪だるまみたいだなと思っちゃいました(笑)」と話してくれた彼女。実は、これまでにもSORELのアイテムを履いたことがあったようで、その時からお気に入りとして認識していたとか。「このモデルはビジュアルが面白いですよね。質実剛健なブランドですけど、こんな優しいデザインもあるんだなと。真っ白な配色とやわらかなフォルムが女性的。その上極寒にも耐えられる機能性も備わっていて安心できますね」。
Whitney Camp
防水ナイロン性で保温性の高いマイクロフリースライニングが施されたブーツ
VOLUME
17
アーティスト/モデル
中瀬萌
VOLUME
16
ネイリスト
中川萌
VOLUME
15
スタイリスト
李靖華
VOLUME
14
アームズクロージングストアオーナー
斎須康孝
VOLUME
13
ピラティス・ヨガ
インストラクター
Megumi
VOLUME
12
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS
メンズプレス
児玉孝志
VOLUME
11
ファッションディレクター
野尻美穂
VOLUME
10
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS PR
平井美帆
VOLUME
09
女優・モデル
高橋 愛
VOLUME
08
リクレイムドワークス
ディレクター
岩西 剛
VOLUME
07
フラワーアーティスト
宇田陽子
VOLUME
06
Mountain Hardwear 原宿店スタッフ / トレイルランナー
藤澤美希
VOLUME
05
モデル/DJ
佐藤さき
VOLUME
04
タレント・モデル
YOPPY
VOLUME
03
モデル
今宿麻美
VOLUME
02
「PURPLE THINGS」
デザイナー
菊乃
VOLUME
01
フードスタイリスト
山崎由貴